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2025/05/16 10:57 |
中原さんが・・・!
どうして出会ってしまったのでしょう。
私にはあなたなど肉にしか見えないものだと思ったのに。
だってそうでしょう?

私はそうして人と接してきた。

部下も民さえ、私にとっては肉隗でしかない。



あなただってそうだったはずです。



赤い鎧は正しく血の色、肉の色。
叫び声は苛々する程耳に響く。
私は戦場のあなたをしっている。

なのに、笑顔を向けるから。
私にではなかったのに、私はその微笑に魅力を感じてしまった。

どうしてなのか、あなたは私に気付かないで話をする。
何が好きか、何をしていたか、何でも聞いてくる。

私が好きなのは肉隗です。
人を殺すのが快楽だ。

そう言えない。

嘘を普通につく。

書物を読んだり、散歩をしたりしているという。
漆黒の髪を持つ時の私は気の抜けた笑顔を見せる。

好きになる。
普通に、人を。

「光秀、また赤いのを考えてたのか?」
蘭丸の声に振り返ると髪が黒く変色していた。
気付けば白く戻すことはできるが、そのままにしておいた。
「蘭丸ですか・・・えぇ、考えていましたよ」
口調さえ大人しくなる私に眉間の皺を深くする。
この子は本当の私を知ってるからこういう顔をする。

きっと彼だったら、私をその場で殺すだろう。
信頼していた主人を殺したのは私だ。
当たり前の事なのに、今はそれが怖い。

「・・・私はどうしたんでしょうね」
「何だよ、急に」
「戦場で血肉と戯れるのが快楽な私が、こうも人を想う」
縁側で柱に寄りかかりながら、遠くに沈もうとしている日を見る。
赤く染まったそれと彼は、どうして優しい赤い色をしているのだろう。
おかしなことばかりだ。
彼に出会う前は、赤に「優しい」色があることさえ知らなかった。
「こうも狂わされると・・・怖いですね」
「怖い?そんな言葉知ってたのか。意外だな」
「私だって人の女から生まれましたよ」
髪が元の白髪に戻り、蘭丸を見ると変な顔をしていた。
「お前、赤いのを裏切るんだろ?」
「・・・?」
「そうやって他人のフリしてたの、いつかはバラすんだろ?」
「・・・そうですよ」
クスクスと笑い、私は立ち上がった。

「そうすることで、私は最高の死に場を得られる」

そうでしょう?

肩を叩かれ、蘭丸はその部屋を去った光秀を振り返れなかった。
馬鹿と叫んでやりたかったが、それが出来ない。
「・・・ばっかやろー・・・」
蘭丸自身、黒い髪の光秀は好きだった。
なのに。
「あの顔は・・・だめだよ・・・」
黒い髪の時と同じ様に寂しく笑った光秀に、蘭丸は何も言えなかった。
日が暮れるのを見て、蘭丸は光秀が居た柱に寄りかかった。

あの赤に殺されるのを本望だというのなら。

「・・・どうして、赤いのみたいな顔をするんだよ」

きっと驚愕と絶望を顔に乗せるだろう。
そんな顔をした後に、きっとさっきの光秀と同じ顔をする。

日が暮れる前に、蘭丸は部屋を後にした。

---
我が家には黒髪の光秀が出るのですが・・・未だ出してない(汗
黒光秀は優しくてほわほわしてる普通の人です。
そんな光秀を蘭丸は前ほど嫌ってないと良い。
ちなみに蘭丸も幸村が好き。

 姫 ダ カ ラ !!

幸受けが熱い。
その内親幸も出しそうで怖・・・いやいや彼等は友情で!
でも就と幸の話作りたいなぁ・・・。
いやいや更新しろよ私!
次回!1周年イラと無双バナを上げたい・・・なぁ~・・・(汗

そしてタイトル。
妹が遥時のゲーム借りてきて絶賛プレイ中です。
永泉がホスィさんなのは知ってたんですが。
中原さんが鷹通だったとは!!
つか19歳には思えんよ君ぃい!!

保志さんはなんて癒しヴォイスなんだ・・・v
妹は泰明が大好きです。石田さんが好きだそうです。

バイトは良いけど・・・寒い!

---
追記。
バイト面接行こうとしたら遅延しおった!
ので日を改めて貰いました。
なんてこった
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2007/11/21 16:58 | Comments(0) | TrackBack() | 小話

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