イヤ、あいつはイケメンだろ(真顔
遣隋使組(竹中さん含み)好き過ぎて困る・・・!!あ、細道組もね!!
さてさて、二日目ですクフフ・・・勝手すぎるとか知らないぜコノヤロー★
昨日と同じく、
・現代設定大丈夫
・こじゅさす大丈夫、寧ろ好物
・駄文でもまぁ・・・許す
・無断転載やらコピーしないでなんて、凄いもの書いてから言ってくださいよ(byそら君
・若干つか無駄に長いですよ太子!!(友情出演・妹子
・・・あ、因みに私は太子が一番好き★(どうでもいい
追加記入。
6000打ありがとうございまぁぁぁあああああす!!!!!
サイト自体はもう本当いつ再開なんだヴォケ★って感じですけど、見てくれる人が居ると思うと泣きたくなります。寧ろ泣けます。勝手に泣きます!!(えらい迷惑な・・・
これからも頑張りまぁああす!!ダテサナ大好きぃぃいいいいーvvVVVV←キモイよ
②初めて家に招いた日
※前回の話を見ていた方が判り易いかもしれません
初めて会ったその日に、小十郎は拾ったそれを家に持ってきた。
帰り道で出会った(と言うよりは置いてあった・又は放置されていたが正しい)青年こと佐助が放っておけずに口論になった。口論になっても佐助を置いて帰れず、自分もつくづくお節介な男だと思い、小十郎は溜め息を零した。
「病院恐怖症か?だらしねぇ」
「や、そういうんじゃないけどさ・・・察してよ。あんたカタギじゃないんでしょ?」
「・・・・・・」
図星を突かれて黙ると佐助は体制を変え、立ち上がろうとした。足の様子が可笑しい辺り、打撲か骨折をしているとすぐに判った。
「兎に角さ、俺は病院に行かないし、帰るか・・・ら?」
「・・・雨か」
パラパラと降ってきたそれを見上げ、佐助は壁に手を付いて立ち上がった。
「ほら、アンタも帰りなよ。風邪引くよ?」
「それはテメェも一緒だろうが。病院と俺の家、どっちがいい」
「へ?」
目を丸くする佐助に、「だから」と小十郎は雨と少し熱の上がったのもありで先ほどより強い口調で言った。
「病院で治療すんのと、俺の家で治療、どっちがいいんだよ」
「病院送りになれ」と暗に言っていたのだが、佐助には違う意味に取られたらしい。
「・・・アンタの家」
つまり、「家で治療する挙句、雨宿りの場所を提供してくれる」という、その場しのぎの男になった。
ЖЖЖЖЖЖ
「・・・へー。結構な場所に住んでるんだね」
「・・・お前はこの状態に慣れるな」
「あ、バレた?」
小十郎の方に抱えられている佐助はフードを取り、ボタン入力とカードキーで開くドアに興味津々のようだった。小十郎からすればバランスは崩れるし、重いので迷惑な話だ。
「こんな高級マンションに住んでて、一人身なの?」
「悪いか?」
「んーん。色々あるんじゃないの?それとも女に興味無いとか・・・?」
「普通に女が好きだ、馬鹿。・・・っと」
エレベータを降り、自分の部屋の前に来ると今度は家鍵を挿した。差し込むだけのものなので、すぐにガチャリとドアが開いた。勿論、隣の家と同じとかそういった事はないし、恐らく管理人さえも知らないだろう鍵になっている。組長には合鍵を渡してあるが、恐らく使う日は来ないだろう。
「おじゃましまー・・・ってぇええー!!?」
「風呂入って来い。それ位出来るだろ」
入ってすぐにバスルームに置き去りにされ、佐助は洗濯機の上からタオルを取り、佐助の分を置いて服を脱ぐ小十郎を見送った。
「・・・なんだあれ」
が、濡れているのは事実なのでさっさと服を脱いだ。
風呂場からシャワーの音がすると小十郎は髪を拭きながら救急箱を探した。昔から世話をする側だったからか、普段あるといいが実際中々無いものを持っていたりする。裁縫セットがある辺り、既に主婦の領域を超えている。
「・・・包帯、足りるか判んねぇな」
大分減っている包帯と、絆創膏、ガーゼと使いそうなものをテーブルの上に出しておき、無造作になった髪を後ろに流しながら寝室に向かった。クローゼットの下にある私服が入っているプラスチックのボックスから服を取り出し、使っていない下着(恐らく贈り物だと思われる、包装されたままのものだ)を持って風呂場に向かう。脱衣所には佐助の衣服が端の方にまとめてあった。小十郎に気づいたのか、風呂場から声がする。
「ねーねー!」
「うるせぇ」
「お風呂エッチとかここでしたりするの?女のヒトと!!」
「あぁ!!!?」
何を言うんだこいつ!と突っ込みを入れたかったが、風呂場から愉快な笑い声が聞こえて怒る気が失せた。本当に楽しいらしい。
「アンタって面白いね」
「うるせぇ。ここに服、置いとくからな。全部見て酷そうなのは何処だ?」
「あー・・・」
確認をしているのか、シャワーが床を叩く音と、小十郎が動いている音しか聞こえない。
「えーと、左足が腫れてて、腹に痣・・・ウワ!」
「何だ?」
「俺、こんな大きな痣初めて見た・・・うーわ、気持ち悪ィー」
「・・・・・・あったまったら出ろ」
こいつの相手をしてたら持たない、と頭を抱えた小十郎が足を廊下に向かせた時、ズボンを引っ張られた。振り返ると、濡れたままの佐助が小十郎を見上げていた。
「・・・何だよ、これ以上疲れさせんな」
「アンタ、熱あるでしょ?」
「・・・ねぇよ」
「あるよ」
ドクドクと煩い心臓に舌打ちをし、小十郎はその場に座り込んだ。正直、立ってるのも辛い。
「・・・だから放っておけって言ったのに」
「判ってたのかよ、ざけんな・・・」
そのまま床に寝転ぶと、シャワーが止まった。見ると、腰にタオルを巻いた佐助が小十郎の額に触れた。鬱陶しいと思ったが、手を払うのも面倒臭い。
「お風呂、入りな?先に入れてくれてありがと」
「・・・机の上に消毒とか出てるから勝手に使え」
立ち上がると上着を脱いだ。
「・・・怒ってる?」
「そう思うなら大人しくしてろ」
「・・・・・・」
背中合わせで着替え、脱ぎを終えて其々の目的の為に動いた。暖かくなったせいか、佐助の体は思ったよりも動いた。左足を引きずりながらだが、右は大事無いので良かったと安心した。これなら本当に病院に行かなくて良さそうだ。
「えーと、机・・・・・・・・・」
リビングに入って唖然とした。綺麗な部屋に合った家具はあるが、それだけで無機質。余り自分の世界を楽しんでいないと判る空気が伝わった。大きい服を腕まくりし、長いわズレるわのズボンを片手で持ちながら、はかなり面倒だった。が、別に文句を言いにここに来た訳ではない。黙ってソファに座り、思った以上に沈むそれに驚いた後、手を軟膏の方に向けて、止めた。
「・・・・・・きもちぃー」
何人掛けなのか分からないソファに横になり、外の雨を見ていた。ガラス張りの部屋はそれこそホテルで言えばスイートルームクラスだろうと思う。渋さを合わせた格好良い男がこんな家に住んでるなんて思えば女なんかイチコロだろ、とも思った。
「・・・・・・」
なのに、と佐助は目を閉じた。
「・・・寂しそうな目、して・・・」
疲れてそのまま、眠ってしまった。
ЖЖЖЖЖЖ
「・・・」
スヤスヤと眠っている佐助にやっぱり、と小十郎は思った。暗い部屋で消毒をしている訳が無い、まして消毒液の臭いさえしない、と怒りたくなったが、助かったと思った。替えの服を用意していなかったのだ。タオル姿を見られるのは構わないが、そんなに堂々と見せたいとも思わなかったので安心した。
寝室で着替えて来ると、ソファの足場に座り、佐助を見た。
静かに眠る顔を見ていると、思ったよりも子供じゃないかと思う。恐らく世話をしている青年位、と目処と付けると半乾きの髪を払った。綺麗な橙色で、よく似合っていると思う。
「・・・喧嘩、しそうには見えねぇな」
優しい寝顔に、何かかけてやるものを、と思い寝室からタオルケットを取ってきた。どれ程疲れていたのか、暫く起きそうに無い。再び同じ場所に座ると、外を見た。雨が強い。本降りになる前に戻ってきて良かったとつくづく思った。
「・・・・・・」
気付くと眠っていたらしい。明るい部屋をぼけっと眺めた後、自分にかかっているタオルケットを見て目の前に佐助の頭が無い事に気付いた。
「あ、起きちゃった?ゴメンゴメン」
「お前、大丈夫なのか?」
左足を少し引き摺るのを見て慌てて傍に行こうとして、頭から何か落ちた。
「あーあ。ちゃんとベットあるんだからそっちで寝てればいいのに」
「・・・氷水?」
ビニールに入った水と氷を眺め、佐助が持ってきたお盆の中身を見た。
「・・・卵おじや・・・」
「そ。勝手に拝借したのは卵とお米と水と醤油。駄目だった?」
「構わねぇよ。・・・でも」
「あー、大体消毒したから大丈夫。ほら」
持ってきた器に少しおじやを取り、蓮華に掬って差し出した。「はい、あーん」の状態だ。
「食える」
「知ってる。でもほら、サービス?」
「何のだ」
そのまま一口貰い、丁度良い味や食感に驚いた。
「料理、上手いのか?」
「それなり。でも料理しない奴よりスキルは上かな?」
「・・・助かった」
「・・・な、何急に!ほら、食べな」
器に蓮華を入れて差し出し、小十郎はソファに座った。その隣に座り、佐助は腕の消毒をし始めた。
「・・・名前は」
「さすけ。人偏に左の佐と、助ける」
「本名か?」
「さぁ?アンタは?」
「・・・小十郎だ」
「うわっ、似合いすぎ。古い家の人なの?」
「そんなんじゃねぇだろ、多分。学生か?」
「まぁね。小十郎さんは・・・ゴクドー?」
「そんなもんだ」
「へー。ね、いくつ?」
「・・・29」
「ギリギリ20代かぁ」
「・・・お前、家近いのか?」
「遠くないよ。でもナイショ」
「別に構わねぇよ」
二人で会話(と言うにはあまりに寂しいが)をしながら、二人は其々頑張っていた。佐助は腕に絆創膏を張り、他の傷を探していたし、小十郎は既に2杯目のおじやになっていた。
「それ、おいしい?」
「・・・あぁ」
「ま、俺様が作るんだから、美味いに決まってるけどねー」
腹の傷を見るために腹を捲り、佐助は擦り傷と、一応痣の部分にも消毒液を浸したガーゼを当てて消毒した。小十郎はよく襲われなかったな、と佐助の体を見て思った。男のくせに細い体だが、それなりに引き締まっていて、どことなく危ない気持ちになる。
「んー・・・大体終わったかな。足は冷やせばいい?」
「そうだな。出来れば医者に行け、もしかしたら複雑骨折かもしれねぇ」
「あー、痛いんだよねぇ。折れるなら勢い良くボッキリ行きたいね」
「そもそも怪我をするな。ご馳走様」
「お、完食」
お盆に戻すと佐助は救急箱の中から風邪薬を探して小十郎に渡した。一緒に持ってきていた水と一緒に薬を飲むと、小十郎は息を吐いた。
「・・・俺は寝る。出て行きたきゃ出ていいが、二度と来るなよ」
「なんで?」
「・・・組合の人間だぞ?関わるとろくな事にならねぇ」
「えー。折角出会えたのに?」
「出会ったんじゃねぇ、落ちてたんだろ、お前が」
立ち上がり、寝室へと足を運ぶ。先程よりは気分がいい、と気付いて振り返ると、食器を片付けていた。それを見ていたが、ゆっくりと扉を閉めた。
布団をかぶると、すぐに目を閉じた。扉が開く音がして、佐助を見付けた。
「氷枕と、飲み物」
「・・・助かる」
「・・・・・・一緒に寝ていい?」
「・・・餓鬼かテメェ」
寝かせろ、と溜め息と一緒に伝えて背を向けると、思いっきり布団を捲られた。流石に苛立って振り返ると、その場に佐助は正座していた。
「餓鬼でいいよ、それなら。でも、俺様病人放って出て行くような恩知らずじゃない」
「・・・」
何がしたいんだ、と言いたくなった。が、氷枕を取り、枕を佐助に投げて2人でも大きいベットにスペースを作った。それを見て佐助は布団に潜り込んだ。
「ありがと。・・・おやすみ」
「・・・おやすみ」
暫く静かな時間が過ぎた。ガラスを叩く雨音だけが聞こえる静寂で、小十郎は薬の睡眠効果もあって眠りに落ち掛けていた。
「・・・ありがと」
だから、最後に聞こえた声は気のせいにして、背中にくっついているものも無視して眠る事にした。
翌朝には全快しており、小十郎はさっぱりした感覚の自分に驚きながら隣の空きスペースと隣の部屋から聞こえる音に苦笑した。
「あ!おはよーさん。熱どう?」
「治った。・・・朝飯、作ったのか」
「解凍した焼き魚とお味噌汁ね。とりあえず大根あったし、入れといた」
日本の朝食、といった献立に満足しながら、昨日のソファに座った。似合わない、と思ったが同時に構わないと思った。思ったついでに、寝室に戻り端にある小物入れの中から目的のものを取り出した。
「あ、もう出来るんだから座ってなって・・・何?」
寝室から出てきた小十郎に、炊飯器からご飯を茶碗に持っていた佐助の前に手を出した。佐助は小十郎を見た後、茶碗をテーブルに置いて両手を小十郎の手の下に出した。
「また捨てられてても困るしな。持ってけ」
手を開くと、小十郎が部屋に入る時に使っていた鍵が落ちてきた。
「え・・・いいの?合鍵だよねコレ」
「金目のものなんて無ぇし、盗むような奴じゃねぇだろ」
「そーじゃなくて、女の人とかさ」
「だから居ねぇって言ってんだろ」
ソファに座ると、佐助は満足そうに小十郎に頷いた。その笑顔に驚いたが、悪い気はしない・・・いい気になってしまいそうになる。
「ありがと」
三度目のお礼に、小十郎は黙って頷いた。
補足:本当は4回言ってるけど、まぁいいか(おい
佐助は知らない人には結構なんでも質問するタイプ。自分の事は全部ナイショにしといて。
そして小十郎は本当に女の人を家に上げてないといいな。関係あってもホテルとかで。
んでもって小十郎の部屋は六○木とかにあるスイートホテルとか希望!!勿論伊達組の持ちもので!!
とても迷ったのがボロアパート。住めば都の無駄遣い嫌いな小十郎にぴったりだと思った←