燃えるように、熱い。
溢れる血が熱い。
高鳴る鼓動が熱い。
紅蓮の鎧を身に纏い、
獅子の如く槍を振り回し。
六文銭は死を恐れずと叫ぶ。
怖い。恐い。
槍の先にある貴方の顔が怖い。
お願いだ。
殺してくれ。
貴方と俺は出会ってはいけなかった。
貴方と俺は好敵手であり続けるべきだった。
俺は馬鹿だから。
頭の回る忍でもなければ豪快に生きれる主将でもないから。
中途半端だったから。
貴方と愛し合えると思った。
違ったんだ。
判っていた。判りたくなかった。
涙が溢れる。
それでも戦わなければいけない。
示した道が、違ったから。
貴方も戦う。
貴方も泣く。
優しい貴方に殺されるなら本望だ。
殺してくれ。
そうして、一生貴方の心で俺を生かしてくれ。
最期の我が侭くらいは、聞いてもらえるだろうか。
ほら、貴方の刀が刺さった。
笑った顔を見せて?
泣かないで。
貴方の傍で、俺は生きるのだから。
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幸村。
どっちだろう・・・。無双かな?BASARAかな・・・?
BASARAです。「俺」の辺りでBASARA。
バッドエンドで長文は無理だけどあやふやエンドなら何とか・・・。
でもやっぱ悲しいからなぁ・・・ダメージダメージ。
少し梅雨っぽくしてみました。
見えなかったらごめんなさい。
明日テストとか本当、死んでくれ・・・。
・・・はい!
風林火山見ました!!ヤッベェよガクトカッコイイだろ登場シーン!!
けれど私のヒット賞(勝手に)は何といっても!!
幸隆祖父様(じじさま、と読む)!!
ヤバイカッコイイ!!
格好良過ぎだろう!!
そして和尚様!!
六文銭をありがとぅおおお!!
本当は写メりたかったけど!間に合わなかった・・・!!orz
手が萌えブレでございます。
もう絶対見ます!毎週見ます風林火山!!
勘助(あってるのかな?)さんもダンディで好きだ!!
ヤバイね!!
・・・以上、暴走トーク終了。
自分のものじゃない。
目の前の背中。
一番大好きな人の背中。
違う。
こんなの、違う。
求めてない。いらない。
時間を戻してよ。
「・・・んで、だよ・・・」
忍とは、主を守るべきもの。
主の為ならば、命さえ惜しまぬもの。
主じゃない。
けれど、愛した人。
守りたかった。
なのに、何で。
守ってくれたのよ?
倒れる背中を支えれば、吐血する相手。
嫌だ、嫌だ・・・!
解っている、この後の展開が怖い。
止めて、時間を。
殺さないで。
殺さないで、この人を。
「・・・やだ、よ・・・ヤダ・・・!」
座り込んで顔を覗けば苦笑された。
また血を吐いて、俺を見て笑う。
頬に触れる手が暖かい、冷たい。
この体温が消えるのが、怖い。
一人にしないで。
お願いだから。
一緒に居てよ・・・ずっと。
「ねぇ!ヤダってば!!ホン、ト・・・ッ」
溢れるのは涙と我が侭。
己の感情が溢れる。
何で優しく笑うの?
何で謝るの?
そんなの後で一杯してくれればいいから。
「・・・死、なないで・・・っ」
地面に当たった手が下がったまま動かない。
息が詰まった。
過去に感じたことのない感情。
憎悪じゃない。激怒じゃない。後悔じゃない。
そんなものより、恐ろしく深い感情。
壊れかける「人」の気分なのかな。
今は何より、目の前の敵が憎い。
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佐助。かばったのは小十郎だよね?
ナルトの再放送をケーブルで見たんで。ヤバッ。
でもキバ出てないよ。次回中忍試験だって!
・・・っつーことで佐助でやってみた。
でもあれだよね、コジュは死んでないオチだよね。
私基本バットエンド好まないので。でも嫌いじゃないよ。
嘘です。
瀬戸内→瀬戸際
です。
ちなみに「crosswize」ですよ。
でもそう聞き変えちゃうよ!!
1番ダテサナなら二番毛長だよ!!
その内取り替えちゃうけど暫く瀬戸内夫婦にTOP守護神になってもらいやす。
腐ってるよねってことで。
こんばんわ青です。今日は刹那と一緒に乙女ロ~ドに逝って来ました。
残金2千円のメイトは正直地獄です。
何も買えない・・・!!
ちくそー!!
しかも刹那、道路で転んでた。
気付いたら倒れてて滅茶苦茶笑ってしまったよ!!
(刹那ゴメン。でも本当・・・漫画のようで・・・)
そしてお知らせです。
瀬戸内が行く!参加できそうです。
しかし、幸村が来年見送りになってしまいました。
アレですよ・・・学生って忙しい・・・。
まだ先は長いかなーとか思いながら気長にやっていきますので。
・・・あ、現代ものとかは普通にやりますけどね!!
以下昨日の続き。
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ゆっくりと抱き上げた体は既に冷たく、肌の生気も失われていた。
絶望と、悲しみと、憎さが残った。
己が、憎い。
「・・・さて、覚えてるか?」
涙を拭いながら、慶次は政宗の目の前に立つ。
その瞳は淡い桃色に色付き、政宗を真っ直ぐ睨んでいる。
「お前の大切な奴を差し出した場合、右目を返す・・・約束だったな」
慶次の手が差し出され、空中に青い球体が浮かぶ。
それに見覚えが無い訳がなく、政宗はその球体を見ている。
『俺は・・・まだ、死に・・・たくねぇ・・・』
『・・・なら、その瞳と民を贄に差し出せよ』
何百年と前の会話。
政宗の右目は『神器』になり、その部分だけは『神』と変わりない部分だった。
その右目を差し出す代わりに、政宗は慶次から『不死』を得た。
部下一人と、自分の命を守るために。
「・・・随分昔の話なのにねぇ・・・」
社の上には『稲荷』の佐助が現れ、2人の行方を見守っている。
「・・・本当、お馬鹿さんなんだから・・・」
その瞳には、幸村しか映って居ない。
「・・・いらねぇよ・・・」
ずっと欲したものだった。
取り戻す為に、色々な努力をした。
強くなった。
地位を得た。
知識を蓄えた。
それでも、足りなかった。
大切な人を失った。
やっと手に入れた。
けれどそれは、虚無というもの。
「・・・こいつが教えてくれたんだ・・・」
抱き寄せても、何にも反応しない。
こいつが、教えてくれた。
人が温かいこと。
愛し合えること。
愛せること。
愛されること。
人が、とても優しいこと。
「・・・のに、こいつが、居ねぇ・・・なんて・・・っ」
一緒に居られると思った。
だから一緒に居た。
愛し合えると思った。
だから愛した。
なのに。
勝手に消えてしまった、愛しい人。
「取引だ。・・・神器を、引き換えに」
佐助と慶次の瞳が見開く。
政宗がこれを欲していたことは知っていた。
政宗は真っ直ぐに慶次を見た。
迷いは、皆無。
「幸村を・・・戻してやってくれ」
途端、神器が弾けた。
驚いて見ていると、神器の青炎が幸村を包み込んだ。
『・・・龍の子』
政宗は聞いた。
『龍の子よ、赤獅子を頼んだぞ』
誰よりも慈愛に溢れた、逞しい声を。
*
「森の奥の社を知っている?」
「あの場所には龍と獅子が居てね」
「その姿を見た人は、幸せになれるんだって」
龍と赤獅子の、愛しい物語。
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突発だったんで、ちゃんと内容考えます。
恐惶謹言さんヤバクね?!
ど、どんだけ?!700スペース?!
ちょ、ちょちょい!!
来週にならんと予約できないのにー!!
以下グロイところあるので要注意。
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「聞けよ、幸村」
「止めろって、言ってんだ・・・っガ?!」
蹴り飛ばされる政宗を悲鳴を堪えて幸村は見ていることしか出来ない。
人とは思えない冷徹な瞳を向け、慶次は叫んだ。
「こいつは昔・・・自分の部下と右目を売って不死を手に入れた奴なんだよ・・・!!」
背筋が凍る。
政宗は動かないが、生きているのは肌で解る。
慶次は幸村の肩を抱き、真っ直ぐに幸村を見る。
「目を覚ませよ!これ以上お前の神気を吸われたら・・・!!」
ゆっくりと政宗の頭が幸村へと向く。
幸村はその瞳を悲しそうに見た。
永遠に、一緒に居られない。
自分はもう、消え逝く存在。
神の一員である幸村は既に半分以上を「人」になりかけている。
神から人へと変わった場合、余命は1年だけ。
それが、幸村の限られた「命」になっていく。
「お前、この世界から消えるんだぞ?!」
瞳が小さくなった。
視線を合わせられない。
「・・・ンで、そんな大切なこと・・・」
言わなかったわけじゃない。忘れていたわけじゃない。
言えなかった。
忘れていたかった。
少しでも、幸せでいたいから。
「・・・俺は、幸せになれるようにと、幸村の名を頂いた」
だから、某は政宗殿と一緒に居たのでござるよ。
そう言わんばかりに笑い、幸村は全身の痛みを堪えた。
既に侵略は始まっている。
解っていた。
苦しくても、辛くても。
それが自分だけに起こることならば。
悲しませるけど、苦しめるけど。
生き物は自分の幸せを求めるものだから。
「・・・大丈夫」
それだけ言うと、幸村は瞳を閉じた。
起き上がった政宗に、慶次は圧し掛かった。
「っ・・・」
「テメェのせいで・・・幸村は・・・っ」
涙が溢れる。
幸せで居て欲しいのに。
幸せになれないから、身を削るあの子が愛しい。
「・・・幸村は・・・」
政宗は気付き、幸村へと駆け寄った。
慶次はその場に拳を殴りつけた。
「・・・死んだよ・・・」
命は、削られすぎていた。
幸村は、もう動かない。
<続>
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突発。
明日?続き書きます。