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2025/05/15 15:31 |
うわぁ・・・放置だってー・・・
スイマセン、色々・・・orz

こじゅさすの話も更新途中だったのに放置とか・・・スイマセン、生きてます。
ただ、絶賛浮気中です(でも起源はBASARA!
とりあえずフラグ高い順に。
・薄桜鬼(新選組の乙女ゲ
・ギャグマンガ
・三国無双5
・APH

・・・・ゴメンね!乙女ゲはまってごめんね!!
でもしょうがないんだ!!斉藤さんが格好良いんだもん!!
私るろ剣の時代から斉藤さん大好きだったんだもん!!ガトツ!!
・・・や、多分サウスポーに弱いってのもあるんだろうけどさ・・・。
ギャグマンガは聖徳太子。ダントツで好き。マンガ集めてしまおうかと悩み中。
アニメだと見られないものの方が多いもんね。
無双5は発売当時めっちゃ批判してた(まぁ自分の中でナシだとは思ってた)んだけど、ダメだった。
やっぱり陸遜好きだった!!だから今月出るPS2のヤツ買っちゃうから!!
APHは・・・うん、好き。あの独特な世界がマンセー
とりあえずにぃにとトーリス君にモヘモヘですぜ旦那(誰だよ旦那って

さて、続きには例によって小説ですが。
今回前編と後編に分かれております。
そして私、大好きだけど表現ヘタ過ぎる戦闘シーンもどきがあります。

それでも大丈夫な人、約束を守れる人(前の日記参照)どうぞ進んで下さい★

⑤ごはんだけ? お泊りは?

「佐助、最近良く家に居るな」
「え?あ・・・うん。居ちゃ駄目?」
狭い机に2人分のノートと教材が乗り、佐助は真っ白なノートと睨めっこをしていた。焦点も合わずに何か考えているその姿は、もう勉強する意思が無い事を表している。
「課題・・・大丈夫なのか?」
「んー、あの先生授業重視だけど・・・あんま学校行ってないから駄目かな?」
「・・・何かあったのか?」
「・・・ん?」
首を傾げる佐助は微笑さえ浮かべていたが、幸村にはその笑みが作り物だとすぐに判った。長年一緒に居る二人は、嘘か本当かなんてすぐに見抜ける。
「前に喧嘩傷を作ってきた。その日から元気そうだったから安心していたのに」
「えー、心配してくれてたの?ありがと~」
「ふざけている場合か!心配しておるのに」
「んー・・・」
机に伏せ、佐助は開いている窓を見た。
最後に会ったのは2週間前。買い物の時以来、部屋には行っていない。行こうと思えば行ける。今はカードキーもパスも知っている。
「・・・ん、何か・・・恋しちゃった気分」
「なっ・・・気分だけなのか?」
「微妙なのよ、そこ。あーあ・・・女の子好きって言った癖に」
「?」
首を傾げる幸村の頭に手を伸ばし、短い髪を撫で回した。驚いて目を閉じているが、それが可愛くて笑みが零れてくる。
「幸は犬みたい。俺は猫みたいなんだって」
「それは誰が言ってたんだ?」
「・・・好きかもしれない人」
「佐助は猫だが、犬に近いと俺は思うぞ」
頭の手を止めると、幸村が笑った。少し大人っぽく笑う顔に成長を感じ、その大人っぽさを導き出しただろう相手を思い出して溜め息が出る。こんだけ可愛い顔と性格ならね、と佐助は幸村に惚れていただろう青年を思い出す。
「・・・俺ね、好きでもない子とちゅー出来るような最低な男なの」
「知ってる」
「・・・そんな男がね、謎多いけど素敵な人と一緒なんて許されると思う?」
「さあな。俺は知らん」
サラサラとノートに数式を書いていく幸村に佐助は目を閉じる。
「駄目なの。・・・今更、天罰下ったかも」
「だったら今は真面目に勉強しろ。留年したら俺が困る」
眉を潜める幸村に頷いた。これから問題の先輩に英語を教えて貰うらしい。出掛ける準備をしている幸村に佐助は溜め息を吐いた。
「デートかぁ・・・」
「でっデートでは無い!!勉強だ!!」
「真面目な子だと思ってのに、悲しいな・・・クスン」
「それは正直気持ち悪いぞ、佐助」
「だよねー。いってらっしゃい」
「行ってくる。鍵は持っているからな」
「はいはい」
手を振り見送ると、マンションの家主と大声で会話しているのが聞こえて面倒、と頭を抱えた。誰か友達にでも会えば気が変わるかと思ったが、携帯が近くに無い事もあって断念した。どっちにしろバイト中だと思う。
「・・・覚悟して来い、なんてさ。武士じゃないんだから・・・」
中途半端な関係が嫌いな訳じゃない。それでも、他人の中で特別になりたいと思ったのは小十郎が始めてだった。本当はただの大学生のくせに、謎めいた所を見せて気を引かせて、ずる賢い気がしてならなかったがそれ以外思いつかなかった。
「・・・・・・」
起き上がり、上に羽織るものを探し始めた。
ЖЖЖЖЖЖ
「仕事態度がなってねぇ」
「・・・そうですか」
溜め息を吐く小十郎に一発そう言い放った政宗は出掛ける準備万端で仁王立ちをしていた。眉間には皺が寄っている。ここ最近の小十郎の態度にいい加減堪忍袋の緒が切れそうだ。
「・・・なんなんだ、そのだらしねぇ面。それでも俺のBodygardか!?」
「・・・申し訳ありません」
「謝って欲しい訳じゃねぇよ!!ったく、今日はもう帰れ!!」
違う奴連れてく、と政宗が立ち去るのを見送り、小十郎はその場に正座したまま俯いた。
佐助と会わずに過ごした日々は、思った以上に寂しいものだった。知り合う前には感じなかった虚無感に正直驚いている。思った以上に惚れている自分に驚きもしたし、周囲にこんなに心配される程落ち込んでいるのかとも思った。
「・・・政宗、出てっちゃったけど?いいの?」
「・・・組長」
「でも、今日は帰りなさい。顔色も悪そうだ」
「・・・はい」
頭を下げて書類を片付けていると、ふと組長に尋ねた。
「・・・政宗様は、一体誰を共に?」
「ん?一人で出て行ったけど?」
小十郎は動かしていた手を一端止めたかと思うと本人も驚く位の速さで走り出した。組長は満足そうな笑顔と共に見送った。
「・・・っ政宗様、また足が速くなられたな・・・」
道に出ると既に政宗の姿は無く、待ち合わせだと言っていた場所まで走る事になった。
ЖЖЖЖЖЖ
「ったく・・・何だと思ってんだよ、俺のこと」
辿り着いたのは市内になる小さな図書館で、今日も利用している人の自転車や車が置いてある。駅前に大きな図書館があるので利用する人は少ないが、集中出来る場所だと幸村が絶賛したのでここになったのだ。
既に待っていた幸村に声をかけようと手をあげかけて、周囲の視線に気付いた。気付くと何人か傍に寄ってきたのに気付き、久々に驚いた。
「・・・っ幸村ァ!!」
「え・・・あ・・・政・・・!」
幸村の背後に居る男に気付き思いっきり鞄を投げ付けた。軽く避けられたのは想定の範囲内だったが、幸村がその男に向かって回し蹴りを食らわすとは思わなかった。
「政宗先輩!!後ろ!!」
背後を振り返ると同時に拳を捉え、脇に避けた。懇親の力を込めただろう男はふらつき、その腰を蹴ってこけさせた。
急いで幸村の傍に行き、背後に守りつつ脇道に逃げた。大通りに行けば男達が居なくなるだろうと思い人の多い道を目指した。
「悪い幸村・・・怪我ねぇか?」
「あ・・・大丈夫ですけど・・・あれは」
「・・・お前はちゃんと逃がしてやる。安心しろ」
「・・・・・・」
手を引かれて走り、あと2つほど角を曲がればという所で男の姿を捉えて足を止めた。背後からも追っ手が迫っていてどうすればいいのか必死になって考える。
「居たぞ!!捕まえろ!!」
「・・・っやべ」
恐怖に驚くなんて久しぶりの感覚に嫌悪しながら幸村を背に庇うと、男の一人が思い切り倒れた。

補足:続きます。

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2008/10/02 19:20 | Comments(0) | TrackBack() | 小話

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