鋭利な切っ先を向けても笑う。
鋭い瞳で睨んでも笑う。
お前は何が楽しくて笑うんだ?
切り刻んだ分だけ切り刻まれた。
血も体力も気力も、減った。
こいつの底が知れないのが一番不安だ。
「さぁて・・・龍の右目さん?」
脇腹は一閃。
溢れる血は俺よりも酷いはずなのに・・・。
笑っている。
それが「義務」だというように。
「俺様と同じで、傷だらけだねぇ」
その時、初めて笑わなかった。
何かに傷付くように、眉を顰めて。
俺を見たまま、辛そうにして。
何が悲しいんだよ、お前は。
「これからどうする?」
解りきったこと。
どちらかが死ぬまで、戦うだけ。
なのに・・・な。
倒れた体を片手で抱きとめ、俺は気付いた。
「・・・猿飛・・・」
政宗様に似ていると思ったお前は、
俺の一番大切な「奴」になっていたんだと。
「・・・てめぇに負けるとはな」
気を失っている相手は、どう見ても青年だ。
刀を仕舞い、横抱きにすれば軽い体は素直に抱かれる。
「・・・だが、これで」
終いだ。
主が壊れるならば、俺も壊れるだけなのだから。
-----
小十郎。
なんとなく続けてみた。佐助は軽いの希望。
この間キラリさんに「青ちゃんと合同は出せなさそう・・・」と言われてしまいました。
キラリさんと青のプッシュが真逆なばかりに・・・!!
ごめんなさい!マニアックカポォ推奨で本当ごめん!!
パソコンいじってたら時間が残酷に過ぎてゆく・・・!!
2300自爆っ!!
もう無理だよダンナぁ・・・orz
鋭い瞳で睨んでも笑う。
お前は何が楽しくて笑うんだ?
切り刻んだ分だけ切り刻まれた。
血も体力も気力も、減った。
こいつの底が知れないのが一番不安だ。
「さぁて・・・龍の右目さん?」
脇腹は一閃。
溢れる血は俺よりも酷いはずなのに・・・。
笑っている。
それが「義務」だというように。
「俺様と同じで、傷だらけだねぇ」
その時、初めて笑わなかった。
何かに傷付くように、眉を顰めて。
俺を見たまま、辛そうにして。
何が悲しいんだよ、お前は。
「これからどうする?」
解りきったこと。
どちらかが死ぬまで、戦うだけ。
なのに・・・な。
倒れた体を片手で抱きとめ、俺は気付いた。
「・・・猿飛・・・」
政宗様に似ていると思ったお前は、
俺の一番大切な「奴」になっていたんだと。
「・・・てめぇに負けるとはな」
気を失っている相手は、どう見ても青年だ。
刀を仕舞い、横抱きにすれば軽い体は素直に抱かれる。
「・・・だが、これで」
終いだ。
主が壊れるならば、俺も壊れるだけなのだから。
-----
小十郎。
なんとなく続けてみた。佐助は軽いの希望。
この間キラリさんに「青ちゃんと合同は出せなさそう・・・」と言われてしまいました。
キラリさんと青のプッシュが真逆なばかりに・・・!!
ごめんなさい!マニアックカポォ推奨で本当ごめん!!
パソコンいじってたら時間が残酷に過ぎてゆく・・・!!
2300自爆っ!!
もう無理だよダンナぁ・・・orz
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切っ先で語る事が「当たり前」なのに。
冷たいであろう自分の瞳に映る男。
「楽しい」。
それが、戦忍の俺の「快楽」。
そんなものまで忘れさせてくれる、男。
何箇所か入った裂傷は俺の獲物で抉ったもの。
それでも静かに、鋭く俺を睨みつける。
ゾクゾクするね、その瞳。
言葉と裏腹の声が、叫んでいる。
もう これ以上 自分を 傷付けないで。
イライラする。ムシャクシャする。
なのに、今はこの刻を「離したくない」。
「さぁて、龍の右目さん?」
だから俺は。
「俺様と同じで、傷だらけだねぇ」
声をかけるだけで、鋭い瞳がにやりと笑う。
騒ぐのは、俺の中の赤い流れ。
あぁ・・・。
甘ったるいものなんて、本当、俺にはいらない。
甘いものは、好きになったらきりがなくなるから。
甘さを求めて、修羅にも羅刹にもなるから。
「これからどうする?」
幾つかの脇腹の熱だけが、俺の味方。
-----
さ、佐助・・・なのかな?
本当はもっとこう・・・ねぇ?!(何
一個脱稿しました。
一個まだ原稿中です。
orz
でもシュウさんもキラリさんも朔さんも頑張ってるし!
特にシュウさんね!応援するけど無茶だけはしないでねぇー?!
もうこれ何~?!ってなってますが・・・。
あ、原稿の話です。
シュウさん&キラリさんの原稿見てればそりゃあもう。
己の未熟さを知る限りですわ・・・。
orz
精進します・・・えぇ。
今回は(今後も!)シュウさん達メインで買ってください。
例え表紙が変でも!!中身はいいから!!
本当だから!嘘じゃないよ!!
あ、それと。
コスは今回無しです。
残念★でもコツコツでも出来ればいいなぁと思ってます。
期待していた方がもしも居たなら、すみません・・・。
ほとんどシュウさんにまかせっきりが多いので、こそらは精進します。
瀬戸内イベ行きたいなぁ・・・。
腹部から背部にかけての突き刺さる熱。
ドクドクと溢れる、血液の池に俺は居る。
呼吸さえも薄く、細く・・・視界が揺らぐ。
その中で目を離せない、蒼。
全てを奪った。
全てを、その六本の龍の爪で、奪っていった。
皆、死んだ。
力不足とか、そういうことじゃなく。
勝てなかった。
目の前の男の「強さ」は・・・まさに「人外」。
その男と、俺はずぅっと愛し合えると思っていた。
違った。
その結果が「これ」だ。
俺は地面に伏せ、生死を彷徨っている。
相手は俺を見下し、ただ、見ている。
その瞳と、目が合う。
鋭い。
その中にある、不安と悔やみを俺は汲み取れた。
それ程に、一緒に居た。
それ程に、愛し合った。
なのに・・・もう、終わってしまう。
「・・・ッ何故・・・ッ!!」
全てを奪ってしまう?
俺の心は、全部・・・。
あなたのものなのに。
「・・・ッもう、許し、は・・・せぬぞ・・・ッ!!」
幾千の死骸。その死骸に、俺も並ぶのだ。
許せないのは、誰のことだろう。
部下を殺した相手か。
部下を殺してしまった俺か。
「hun?何を言ってるんだ・・・幸村」
優しい声が、怖い。
怖いのに、「怖い」と体も表現しているのに・・・。
抱きしめたかった。
何故、そんなに無理をしているのか、聞きたかったけれど。
それはこの体では無理だと知っているから。
最期に、抱きしめて、感じたかった。
体温も、香りも、その悲しみさえも。
「俺はお前だけだ」
暗くなる視界の中で、その声を聞く。
あぁ、なんて悲しそうな声なのだろう。
狂気を感じ、怒りを感じているのに。
その中でも、見捨てないでくれた「恋人」が「愛しい」。
「愛してるぜ・・・お前の全てを、な」
甘い言葉は毒を孕んで俺を貪る。
それを「是」とする俺を、この人は許してくれるだろうか。
抱き上げてくれたことが嬉しい。
名を呼んでくれることが嬉しい。
軽く口付けてくれることが嬉しい。
例え俺が死にそうで、
例え相手が俺を殺そうとしてても。
俺はあなたの「鳥籠」の中。
「赤い虎」は媚びて、「龍」を決して離さない。
-----
暗ッ!!
幸村どうしちゃったのYO!!あなたは叫んでいるのが似合うのYO!!
・・・いや、書いたの我ですが・・・(汗
「これ何か思い出すことがあるなぁ~」って考えてたら、
高校の時に同人にしたいと思ったダテサナR18?のシリアスハッピーエンドの話だった!
けど何話かに分けてて、・・・その内消化しよう、かな・・・。
5月27日 狂慎謹言
サークル名「甘雨」、嵩紫青、E30だそうです!
あ、他人行儀な台詞だけどちゃんと自分で調べました(笑
ちょっと大手さん調べまくって今からハァハァしとります。
原稿は今週中には脱稿!予定!!
・・・今週2つも小テストあるのになぁ・・・(汗
まぁドンマイ!(ェ
荒い呼吸が鼓膜に響く。
目の前で血を吐いている相手を見て、口元が緩む。
腹部から一突き。
穿った自分は刀をそのままに相手の動きをじ・・・っと見ている。
たまらない。
知らぬ間に身震いする。
快楽、優越、そして・・・恐怖。
そして見上げるその幼い顔には、
「・・・ッ何故・・・ッ!」
信じられない、と訴える顔とは裏腹の、
「・・・ッもう、許し、は・・・せぬぞ・・・ッ!!」
鋭い瞳に住んでいる、赤い炎。
血の臭いが充満した大地には、もうこいつしか生きていない。
殺した。
俺が。
ただ一人のために。
ただ一人のためだけに、幾万の命を葬った。
ただ一人を。
愛した男を、心の底から愛させてやりたくて。
俺だけを考えさせてやりたくて。
「hun?何を言ってるんだ・・・幸村」
ゆっくりと優しく相手を抱き上げれば、相手はビクリと身を震わせた。
炎は消え失せ、弱い己がどうなるのか不安そうに俺を見る。
あぁ、愛しい。
震えているお前さえ、本当に「愛しい」だけ。
「俺はお前だけだ」
最高の媚薬。最悪の呪文。
「愛してるぜ・・・お前の全てを、な」
お前を手に入れることができるなら、俺は俺さえも殺せるのだから。
-----
ヴァ、ヴァイオレンス・・・!!
本当は何かもう幸村が「許さぬぅうう!!」みたくなるだけ・・・だったのに。
政宗が・・・こ、こここ壊れた!(滝汗
ホラ、あれだよ。
指が勝手に・・・さ(十分問題だから
今度書くときは幸村視点かなー?
・・・さて!
締め切りは13日なんです、合同本!
しかし!!
1枚もまだ書いてないぃいー・・・OTZ
なので、ネタを考えました!!
学校で!授業中に!!
今日の授業内容ほとんど覚えてません!
風邪が治りません!!
本当・・・も・・・誰かおらを癒してくんろぉ・・・(死にそう/笑
一昨日はシュウさんやキラリさんやら云々・・・・・・合計(私入れて)六人と!(ェ
楽しい時間を満喫いたしました。
本当にありがとーございますっ!!
シュウさんからは同人誌貰いました!誕生日プレゼンツに貰った!
キラリさんからは幸村貰いました!!前々からねだってたのがついに・・・!!つか。
スカート穿いとんがなぁあああ!!
鼻血が・・・ぶふぅあ!!!
シュウさんとこのはまーだっかな~?(青本日鬼です
本当に楽しかったのでまた誘って下さい~★
つぅか・・・互い(相手2人にこう使うのもどうかと思うけど)に13日まで山場だから・・・ガンバロ?
印刷所も検索し終わったので、これからスバゲティー喰って、履歴書書いて、寝る。
・・・あ!お風呂入りながら真田太平記も見るよ!!(どんなセクハラだよ!!
無双ダテサナinBAND「BASARA」設定。
BAND「BASARA」とは青の中で出来上がっているBASARAメンツでバンドやっちゃいなよ、的なアレです。
政宗(政)→中3?良い感じに不良。
幸村(ユキ)→23歳?新任教師。
書くこと無いからって逃げた青を許して下さい(何
▼▽▼
まだ大きい学ランを前を開け、桜の花びらに目を細める。
その片目を目の前の男に向ける。
胸の部分に花を飾り、風に靡くはねっ毛を抑えている。
ぴったりとしたスーツを体に纏っているが、着慣れないのか、少しぎこちない。
「ユキ!」
大きく名を呼ぶと、解ったというように幸村が微笑んだ。
その笑顔と、桜の花びらで、とても美しく見える。
その姿に見入っていた政宗は、ポケットに手を突っ込み、幸村を待った。
小走りで政宗の所に辿り着いた幸村は、シャツの第一ボタンを開け、苦笑した。
「いやぁ、まさかあの学園に就職出来るとは思いませんでした」
「お主の実力が買われんじゃ、もっと喜べ!」
肩からずり落ちた学生カバンを直し、政宗は少し首を傾げて笑う。
「就職おめでとう」
「ありが・・・」
ふわっと下から口元に触れたものに驚き、幸村は顔を赤くした。
「ま、まさ・・・っ」
「いいから」
「良くない!」
いくら人気がないからって・・・と呟く幸村に、政宗は笑った。
学校が終わってすぐに駆けつけた政宗は、幸村の姿を上から下まで見た。
「流石わしじゃ!よう似合っておる!」
「それ今日生徒に言われました。本当に感謝します」
ふふ、と笑う幸村に、政宗は少し妬けた。
「わしの見立てじゃ!どんな奴に褒められたんだ?」
「えぇと・・・確か『政宗』っていう・・・」
「・・・・・・」
「銀髪で、少し不良っぽい子でしたよ?」
「・・・あいつじゃ。あいつ以外には居らん」
「??」
首を傾げる幸村の手を取り、政宗は笑った。
幸村も驚いたが、やがて優しく微笑む。
「政も、あと1年で卒業ですか」
しみじみと呟く幸村に、政宗は真面目な顔で言った。
「ユキの学校に行くまではあと4年もかかるのか」
その台詞に、幸村はぷ、と噴き出した。
「待ってますよ」
「そうしておれ。迎えに行ってやる」
ぎゅ、と握った手に力を入れ、政宗と幸村は顔を見合わせて笑った。